愛し合う男女が手に手をとって駆け落ちをする場面を 浄瑠璃 歌舞伎では「道行」と
ロマンチックな言葉になりました。此の素敵な言葉がコートの名前になったお話其の参です。
何度も登場させております道行コートは 家紋 付き です。義母の三ツ紋の色無地でした。
身長が違う私はきものでは身丈が足りませんでしたので、「昔は道行コートに家紋を付けることもありました」
と 日本橋の呉服店で番頭さんを務めた呉服やさんに勧められました。
仕立て上がって すぐ 留袖を着ることになり、早速 役に立ちました。皆様も是非ご参考に。